求愛性ポエマー

独りぼっちが好きと吹いて回った、心細くて死にそうな夜をこえる為に

何もかもほっぽって

寝てた

深夜0時
化粧もコンタクトも、そのまま

体がだるい


今日は久しぶりに、試験というものを、受けてきた

教養試験、適正試験(性格診断テストと事務処理能力テスト)、論文試験

9時か16時まで一日中

こういうの、いつぶりだろう
わたしが最後に受けた試験は、就活のものを除くと、2年前のドイツ語の試験くらいだ

一日中通して行う試験だと、6年ぶり、センター試験以来かな

6年だって

時間が経ちすぎていることに落ち込む


久々に脳みそをつかった

高校三年生のときならすらすら解けていた、簡単な数学や英語の問題に、難儀

あんなに得意だった日本史も、もうほとんど忘れていた、政治経済も


できなかったなぁ、と落ち込みはしていない

定員1名の枠に30人近くの受験者がいるんだもん、勝ち目は、ない

久々に、人間らしい一日を送れて、それで、満足した


なにかやることがある日、って、尊いね


最近、毎日なにをしなくてもいい日々で、自分に課せられる仕事などなくて、休日もとくに予定はなくて、すっかり心が消えてしまうところだったから

今日は、試験を受けて、よかった



さあ
わたしは今週と、あと来週の月曜日まで会社に行って、それで、終わり

次の勤め先は、もう内定いただいているところがあるけど、ぐずぐず、踏み出せずにいる

引っ越さなきゃいけない

資金面での不安はもちろんなんだけど、それ以上に、わたしにここを離れる度胸があるのか、それが、一番の不安だ

ここを離れたら、もう、なんにもなくなって、崩れてしまうのではなかろうか

いや
もう、手離してきちゃったから、なんにも残ってやしないんだけど、残っていないはずなんだけど、後ろ髪を引かれる

未練が、残っている


ここを離れることで、この未練は断ち切れると、断ち切ろうと思って、遠い職場を探していた

忘れるために選択したことなのに、なんと、忘れたくないから、ぐずぐず、しているのだ

忘れたいからこの場所を離れたいけど、忘れたくないから、ずっとここにいたい


わたしはここを離れたら、どうなってしまうのかな